城東エリアの幹線道路。同心円状のものと放射状のものと。
都市の交通網の形態にはいくつか種類があります。
直行型のもの、放射型のもの、両者を組みあわせたもの、日本では見られませんが迷路型のもの、などです。
直行型とは碁盤の目のように交通が張りめぐらされた、グリッド式のものです。日本国内では京都とか札幌などの中心部が、これに相当します。
形こそきれいな円状ではありませんが、東京は放射型に当てはまります。
そして放射型の都市の交通網は基本的に、同心円状のものと、中心から外に向かう放射状のものと、2種類が存在します。
城東エリアについても幹線道路は基本的に、同心円状のものと放射状のものとに区別できます。
同心円状のものは、
- 首都高速道路6号向島線と9号深川線
- 清澄通り(都道463号)
- 三ツ目通り(都道319号・環状三号線の一部)
- 四ツ目通り(都道465号)
- 明治通り(一部区間は五ノ橋通りとも)
- 丸八通り(都道476号)
- 都道449号
- 首都高速中央環状線
- 平和橋通りと船堀街道(いずれも都道308号)
- 環状七号線
- 柴又街道
です。
放射状のものは、北から南へ、
- 首都高速6号三郷線と向島線および9号深川線
――同心円状の機能も放射状の機能も、両方を併せ持つ位置づけです。 - 水戸街道(国道6号)
- 浅草通り(東京都道453号)
- 春日通り(東京都道453号)
- 蔵前橋通り(東京都道315号)
- 京葉道路(国道14号)
- 首都高速7号小松川線
- 新大橋通り(都道50号)
- 清洲橋通り(都道474号)
- 葛西橋通り(都道475号)
- 首都高速9号深川線
- 東京湾岸道路(国道357号)
- 首都高速湾岸線
などです。
このブログでは今後、これらを前提に話を進めていきます。